育児休業給付金の受給条件

産休・育休でもらえるお金は、一体いくらになるの?

産休・育休を取ることで「もらえるお金」は、気になるところです。

育児休業を取ることでもらえるお金に、「育児休業給付金」というお金があります。基本的に、育児休業給付金は、赤ちゃんが満1歳(場合によっては最長1歳6ヶ月)まで「もらえるお金」になります。

ただし、育児休業を取れば、自動的にもらうというわけではありません。育児休業給付金を受けるには、以下の基本条件があります。

【育児休業給付金の受給条件】

  • 休業開始前の2年間に賃金支払基礎日数11日以上ある月が12ヵ月以上あれば、受給資格の確認を受けることができます。その上で、下記の要件を満たす場合にもらえます。
  • 育児休業期間中の1ヵ月ごとに、休業開始前の1ヵ月あたりの賃金の8割以上の賃金が支払われていないこと。
  • 就業している日数が各支給単位期間(1ヵ月ごとの期間)ごとに10日(10日を超える場合にあっては、就業している時間が80時間)以下であること。(最後の支給単位期間は、就業している日数が10日(10日超は80時間)以下であるとともに、休業日が1日以上あること。)
産休・育休でもらえるお金・節約できるお金

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育児休業関連でもらえるお金は、「育児休業給付金」だけではありません

育児休業に入る前、「出産」においても、「出産育児一時金」、「出産手当金」というお金がもらえます。

※1 健康保険に加入している被保険者が子供を出産したとき、「出産育児一時金」が支給されます。
※2 健康保険に加入している被保険者が出産のために仕事を休み、出産の日(出産が予定日より遅れた場合は出産予定日)以前42日(双子以上は出産日以前98日)から出産日後56日までの期間で、給与を受けられない場合に出産手当金が支給されます。

さらに、「もらえるお金」だけでなく、「節約できるお金」もあります。

実は、育児休業を取得すると、その期間、「社会保険料の免除」も受けることができます。

育児・介護休業法により、3歳までの子を養育するための育児休業期間について、社会保険(健康保険と厚生年金)の保険料は被保険者分・事業主分とも免除されます。

では、具体的にはこの「もらえるお金」と「節約できるお金」で、産休・育休期間にいくらもらえるのかをシミュレーションしてみました。

産休・育休でもらえるお金シミュレーション

【産休+子供が1歳になるまで育児休業を取った場合の目安】

給与総額18万円の場合

出産育児一時金 + 出産手当金 + 育児休業給付金  → 約190万円もらえます!

産前産後休業 + 育児休業期間中の社会保険料   → 約32万9千円節約できます!


給与総額26.5万円の場合

出産育児一時金 + 出産手当金 + 育児休業給付金  → 約259万円もらえます!

産前産後休業 + 育児休業期間中の社会保険料   → 約47万5千円節約できます!


給与総額32万円の場合

出産育児一時金 + 出産手当金 + 育児休業給付金  → 約306万円もらえます!

産前産後休業 + 育児休業期間中の社会保険料   → 約58万5千円節約できます!


注)申請する時期は、給付金ごとに異なります。出産日により保険料免除の期間は異なります。
・給与総額とは、基本給に通勤手当などの諸手当を含めた総額で休業前6ヵ月の平均給与
・出産手当金は、産前産後休業98日として試算
・協会けんぽ東京支部に加入する40歳未満の方で試算(2017年2月現在)
・2014年4月から改正される産休中の社会保険料免除を含めた額

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