【コラム】里帰り出産におけるQ&A

現在妊娠中の方、また近い将来その予定の方は、出産をどこでなさるか決めていらっしゃいますか。

特に初めての出産であれば不安もあり、安心してサポートを受けられる里帰り出産を希望される方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

里帰り出産をなさる方から、時々次のようなご質問を受けます。

Q1:里帰り出産で妊娠途中から転院しても、出産育児一時金は大丈夫?

出産育児一時金の受け取り方法は、1)直接支払制度を利用する、2)受取代理制度を利用する、3)出産後に申請する、の3つの方法があります。里帰り出産であっても、1)、2)、3)のいずれも利用できます。

直接支払制度とは、出産前に被保険者等と医療機関等が出産育児一時金の支給申請及び受取りに係る契約を結び、医療機関等が被保険者等に代わって協会けんぽや健康保険組合に出産育児一時金の申請を行うことで、直接、医療機関等が出産育児一時金の支給を受けることができる制度です。

この制度を利用すると、出産育児一時金の額(一児につき42万円)を超える分について、退院時に出産費用を支払えばよいので、経済的負担が少ないという点でおすすめです。

里帰り出産をする場合は、出産予定の病院が直接支払制度を利用できるかどうか事前に確認し、出産する病院で手続きを行うようにしましょう。

Q2:育児休業給付金はもらえる?

国内・国外に問わず、一定の要件を満たす方であれば、里帰り出産の場合においても、育児休業給付金の対象となります。

Q3:育児休業中に里帰り先で就業した場合、育児休業給付金はもらえる?

育児に慣れるまでは、しばらく実家でサポートを受けながら過ごしたい方もいらっしゃるでしょう。

仮に、育休中に里帰り先で、会社から急な仕事を頼まれた場合であっても、1支給単位期間(※1)において、就労している日数が10日(10日を超える場合は、就労している時間が80時間)以下であれば、育児休業給付金の対象となります。

※1「支給単位期間」とは、育児休業を開始した日から起算した1か月ごとの期間をいいます(育児休業終了日を含む場合は、その育児休業終了日までの期間)。

★出産・育休に関する手続きにおいては、里帰り出産のケースは珍しくありませんが、何事も事前の準備が大切ですね。

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