【コラム】産休・育休中に賞与が支給されたときの社会保険料

賞与については会社によって規定は様々ですが、産休または育休中でも、賞与の算定対象期間に勤務実績がある場合は、勤務実績に応じた賞与を支給するケースがあります。

産休や育休中であっても賞与が支給される場合、社会保険料が免除になるのをご存じでしょうか。

一般的に賞与から控除されるのは雇用保険料、健康保険料、厚生年金、所得税ですが、社会保険の「産前産後休業保険料免除制度」や「育児休業保険料免除制度」を申出することにより、産前産後休業中や育児休業中の社会保険料が免除になり、賞与から控除対象となるのは雇用保険料、所得税のみとなります。

それでは、社会保険料が免除になる期間はどれくらいなのでしょうか。

産休中の社会保険料免除期間は、産前産後休業開始月から終了予定日の翌日の月の前月までです(産前産後休業終了日が月の末日の場合は産前産後休業終了月まで)。

一方、育児休業の場合は、育児休業を開始した日の属する月から終了する日の翌日が属する月の前月までの期間です(育児休業終了日が月の末日の場合は育児休業終了月まで)。

例えば、6月10日に賞与が支払われて、6月25日に産休に入った方は、6月分の社会保険料が免除となりますので、賞与から社会保険料は控除されません。

またその一方、10月30日に休業が終了する場合で、10月15日に賞与が支給される場合は9月までが免除期間となり、賞与の社会保険料の免除が適用されませんのでご注意ください。

こうした実務上の取り扱いは、なかなか複雑なものがありますが、担当者任せにせず、自分でも理解できるようになると、ダブルチェックできるので安心ですね。

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